「パイプを短くカットしたいけど、のこぎりだと切り口がガタガタになりそう……」そんな悩みを持っている方は多いはずです。特にDIY初心者にとって、パイプのカットは地味にハードルが高い作業のひとつです。
そんなときに目に入るのが、ダイソーで売っているパイプカッターです。価格は税込み550円(店舗によって異なる場合があります)。「この値段でちゃんと使えるの?」と半信半疑になるのも当然のことだと思います。
実は筆者自身も、自転車のハンドルバーをカットしようと思ったときに初めてパイプカッターの存在を知りました。ホームセンターで数千円の製品を見て「ちょっとカットするだけなのに……」と感じ、ダイソーで見つけたこの工具を試してみることにした経緯があります。
この記事では、ダイソーのパイプカッターのスペック・使い方・素材別の切断結果・他社製品との比較まで、実際に使ってみた感覚をベースに詳しく解説します。「買って後悔しないか確認してから購入したい」という方にとって、判断材料になれば幸いです。
【結論】ダイソーのパイプカッターは買いか?コスパと実力を総まとめ
ダイソー パイプカッターの基本スペックと価格
まずはスペックから確認しておきましょう。ダイソーのパイプカッターは、税込み550円(一部店舗では110円・330円バージョンも存在していましたが、現在の主流は550円モデル)で販売されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 税込み550円 |
| 対応パイプ径 | Φ3mm〜Φ28mm |
| 対応素材 | 銅・アルミ・鉄(軟鉄)・塩ビ管など |
| ステンレス対応 | 非対応(推奨されていない) |
| 刃の種類 | 切断刃+面取り刃付き |
| 本体素材 | 亜鉛合金・スチール |
スペックを見ると、直径3mmから28mmまでのパイプに対応していることがわかります。家庭でよく使われる水道管や銅管のサイズをカバーしており、一般的なDIY用途ならこの範囲で十分なことが多いです。
面取り刃が付属しているのも嬉しいポイントです。カット後のパイプの内側を整える工具が最初から組み込まれているため、別途ヤスリを用意しなくてもある程度の仕上げが可能になっています。550円でこの構成は、正直なところかなり頑張っていると感じます。
どんな用途に向いているか?向いていないか?
ダイソーのパイプカッターが向いているのは、軽金属や樹脂系のパイプを「一時的に」「ちょっとだけ」カットするDIY作業です。たとえば、アルミ製のポール・銅管の配管補修・塩ビ管の切り詰めといった作業には十分に対応できます。
一方で、向いていない用途もはっきりしています。
- ステンレスパイプのカット
- 硬鋼管や厚肉鋼管の切断
- 大量に繰り返しカットする作業(耐久性に限界がある)
- 工事・業務用途での継続使用
特にステンレスは刃への負担が大きく、刃が欠けたり、そもそもまったく刃が入らなかったりします。「ステンレスの手すりをカットしたい」「ステンレスの物干し竿を短くしたい」という目的で購入すると、高い確率で失敗します。この点は購入前に必ず確認しておきましょう。
業務用ではなく「1〜2回のDIYのために使いたい」という人には、コスパ面で十分に合格点といえる工具です。
ホームセンターや他社製品と比較したコスパ評価
| 製品 | 価格(目安) | 対応径 | 耐久性 | 替刃 |
|---|---|---|---|---|
| ダイソー | 550円 | Φ3〜28mm | 普通(消耗品レベル) | なし |
| カインズ | 800〜1,500円 | Φ3〜32mm | やや高め | あり(一部) |
| SK11(藤原産業) | 1,500〜2,500円 | Φ3〜35mm | 高め | あり |
| WORKPRO(通販) | 1,000〜2,000円 | Φ3〜32mm | 中程度 | あり |
価格帯でいえば、ダイソーは圧倒的な最安値圏に位置しています。ホームセンターで同等の機能を持つ製品を探すと、最低でも800円〜1,500円はかかるのが一般的です。
「たまにしか使わない」「まずパイプカッターというものを試してみたい」という目的であれば、ダイソーの550円モデルは明確に買いの選択肢です。
ただし、頻繁に使う予定があるなら最初からSK11やWORKPROといった1,500円〜2,500円クラスを選んだほうが、結果的に安上がりになる場合もあります。刃が消耗したときに替刃が入手できないダイソーモデルは、使い捨て前提の工具と考えておく必要があります。
ダイソー パイプカッターとは?商品の詳細情報
パイプカッターとはどんな工具か(基本知識)
パイプカッターとは、文字通りパイプを切断するための専用工具です。のこぎりやグラインダーでもパイプは切れますが、パイプカッターを使う最大の理由は「切り口がきれいに垂直に仕上がること」にあります。
仕組みはシンプルです。パイプを挟んで固定し、工具をくるくると回転させながら少しずつ刃を食い込ませていきます。回転するローラーが押さえとなり、切断刃がパイプを周回しながらカットするため、ブレが少なく真っ直ぐな切り口が得られます。
のこぎりだと切り口がギザギザになりやすく、ヤスリで整える作業が必要になります。パイプカッターであれば、基本的にカット後の修正は最小限で済むため、DIY初心者にこそ向いている工具といえます。
商品の外観・サイズ・材質
ダイソーのパイプカッターは、手のひらにちょうど収まるコンパクトなサイズ感です。本体はシルバーとオレンジのカラーリングで、見た目はホームセンターで売っている一般的なパイプカッターとほぼ同じ形状をしています。
本体のフレームには亜鉛合金が使われており、送りねじ(パイプを締め付けるためのネジ部分)はスチール製です。550円という価格を考えると、それなりに金属感のある仕上がりになっています。ただし手に取ると「軽いな」という印象を受けることがあり、プロ向けの工具と比較すると剛性面での差は感じます。
サイズは全長約110〜120mm程度(モデルによって若干異なります)。工具箱に入れてもかさばらず、収納場所に困らないのは日常使いとして便利な点です。
切断可能なパイプの種類とサイズ(Φ3mm〜Φ28mm)
対応するパイプ径はΦ3mm〜Φ28mmで、家庭でよく使われるサイズをほぼカバーしています。
| パイプの種類 | 一般的な外径 | ダイソーで対応可否 |
|---|---|---|
| 銅管(水道用) | Φ6〜22mm | ○ |
| アルミパイプ | Φ6〜28mm | ○ |
| 塩ビ管(VP管) | Φ13〜25mm程度 | ○(壁薄いもの) |
| 鉄管(軟鉄) | Φ15〜25mm | △(やや難) |
| ステンレス管 | 各種 | ×(非推奨) |
Φ28mmを超えるパイプは物理的に挟めないため対応外です。また、パイプ径が適合範囲内であっても、素材の硬さによって切断の難易度が変わります。柔らかいアルミや銅は比較的スムーズに切れますが、硬い素材はそれだけ刃への負担が増します。
ステンレスには使えない?対応素材の注意点
ステンレスへの使用は基本的に推奨されていません。理由は明確で、ステンレスは「硬い上に粘り強い」素材であるため、ダイソーのパイプカッターに使われている刃では歯が立たない場合が多いからです。
無理にステンレスパイプへ使用すると、刃が欠けたり本体のフレームが変形したりするリスクがあります。
ホームセンターで売られている本格的なパイプカッターにも「ステンレス対応」と「非対応」があります。ステンレスをカットしたい場合は、専用のステンレス対応パイプカッターか、グラインダー・金属用丸のこを使う必要があります。用途を事前に確認して購入することが大切です。
面取り刃付きで切り口の仕上がりはどうか
ダイソーのパイプカッターには、本体の一部に面取り刃(リーマー)が内蔵されています。面取りとは、カット後のパイプ内側に残るバリ(ギザギザした出っ張り)を削って滑らかにする作業のことです。
面取り刃を使う手順は、カットしたパイプの内側に面取り刃の先端を差し込み、くるくると回しながら削るだけです。特別な技術は必要なく、初心者でも直感的に操作できます。
仕上がりはきれいです。面取り前後を比べると、内側のバリが明らかに減り、手で触れても引っかかりを感じにくくなります。完全にプロ仕上げとはいえませんが、家庭でのDIY用途には十分なレベルといえます。
ダイソー パイプカッターの使い方
基本的な使い方・手順をわかりやすく解説
パイプカッターの使い方は、工具の中でも特にシンプルな部類に入ります。手順を順に確認しましょう。
- カットしたい位置にマジックやテープで印をつける
- パイプカッターの送りねじを緩め、パイプを挟む隙間を作る
- カット位置に刃を合わせてパイプをセット
- 送りねじを締めてパイプに刃を当てる(最初は軽く当たる程度でOK)
- パイプカッター全体をパイプの周りに沿ってくるくると1周回す
- 1周ごとに送りねじを少しずつ締めながら繰り返す
- パイプが切れたら面取り刃で内側を整える
1周目は「刃が軽く当たる」程度の力加減からスタートするのがポイントです。いきなり強く締めすぎると、パイプが変形したり刃がずれたりする原因になります。少しずつ締め込んでいく「じっくり派」のアプローチが、きれいな切り口への近道です。
パイプをはさんでくるくる回すだけ!コツと注意点
実際に操作してみると、パイプカッターは思った以上に直感的に使えます。ただし、いくつかのコツを知っておくと仕上がりが大きく変わります。
1周ごとに送りねじを「8分の1回転(約45度)」程度締め増すのが目安です。これより多く締めすぎると刃への負担が増し、切り口がガタついたりパイプが変形したりします。急がず丁寧に進めることが大切です。
また、パイプを固定して工具を回す方法と、工具を固定してパイプを回す方法の両方があります。ダイソーのパイプカッターはどちらでも対応できますが、パイプが長い場合は工具を回したほうが作業しやすいことが多いです。
刃が食い込んでいる感覚が分かってきたら、あとは「ゆっくり締めてくるくる回す」を繰り返すだけです。音が変わってきたら(切断が近い状態)、刃の締め込みを慎重にして最後まで丁寧に仕上げましょう。
切り出せる幅・カット精度について
カット精度は、使用するパイプの素材と作業者の丁寧さで大きく変わります。アルミや銅といった軟らかい素材であれば、ほぼ垂直な切り口が得られます。硬い素材になるほど刃がずれやすくなるため、精度はやや落ちます。
切り出せる最小幅には注意が必要で、おおよそ5mm以上の幅がないと安定したカットが難しくなります。
パイプカッターはのこぎりと違い、刃がパイプに食い込む形式のため、切り代(刃の厚みによって削られる部分)は非常に少なめです。カット位置の精度が高い分、「正確に◯mmでカットしたい」というニーズにも応えやすい工具です。
失敗しやすいポイントと対処法
使ってみて多くの人が陥りがちな失敗パターンをまとめました。
- 最初から刃を強く締めすぎてパイプが変形する
- 刃がずれたまま回し続けて切り口が斜めになる
- 対応外の素材(ステンレスなど)に無理やり使って刃が欠ける
- パイプを固定しないまま作業してブレが出る
最初から刃を強く締めすぎるのは、初心者が一番やりがちなミスです。「早く切ろう」という気持ちは理解できますが、焦りは禁物です。刃を軽く当てるところからスタートすれば、大半のトラブルは防げます。
刃がずれて切り口が斜めになった場合は、少しだけ刃を緩めてパイプカッターの向きを修正し、再度締め直してから回します。完全に斜めになってしまった場合は、斜めになった部分をさらに切り落とすしかありません。精度が求められる作業では、事前のセット確認を丁寧に行うことが最大の対策です。
ダイソー パイプカッターの実際の使用レビュー
アルミパイプを切断した場合の使い心地
アルミパイプはダイソーのパイプカッターが最も得意とする素材です。素材が柔らかく、刃がスムーズに食い込むため、初めて使う人でも扱いやすいと感じるはずです。
実際に試してみると、Φ20mm程度のアルミパイプであれば、刃を締めながら8〜10周ほど回すだけで切断できます。切り口はほぼ垂直で、バリも最小限に抑えられています。面取り刃で軽く整えれば、素人仕事とは思えない仕上がりになります。
アルミパイプはホームセンターでも安価に手に入るため、最初の練習として一本買ってきて試してみることをおすすめします。「使い方をマスターしてから本番の作業に臨む」というスタンスが、失敗を防ぐ上で賢い選択です。
銅・軟鉄・塩ビ管など素材別の切断結果
| 素材 | 切断のしやすさ | 切り口の仕上がり | コメント |
|---|---|---|---|
| アルミ | ◎ | ◎ | 最も扱いやすい |
| 銅 | ○ | ○ | 柔らかく切りやすい |
| 塩ビ管(薄肉) | ○ | △〜○ | 割れに注意が必要 |
| 軟鉄 | △ | △ | 時間はかかるが可能 |
| ステンレス | × | × | 推奨しない |
銅管は柔らかい素材なので比較的スムーズにカットできます。ただしアルミより少しだけ時間がかかる印象で、締め込みの感覚がアルミより「柔らかく沈む」ような感触があります。
塩ビ管は素材の性質上、切断中に割れたりひびが入ったりする可能性があります。強く締めすぎると変形しやすいため、アルミ以上に慎重な力加減が必要です。また、壁の薄い塩ビ管(いわゆるHI-VPなど)であれば比較的うまくいきますが、厚肉タイプは難しい場合があります。
軟鉄(低炭素鋼)は切れないわけではありませんが、かなりの時間と体力を要します。刃の消耗も激しく、1〜2回の使用で刃が鈍くなることもあります。軟鉄のカットが主な目的であれば、最初からホームセンターの上位モデルを選ぶのが得策です。
ステンレスパイプへの使用は本当にNGか検証
「ステンレスはNGと書いてあるけど、薄いパイプなら大丈夫じゃないか?」という疑問を持つ方もいるかと思います。結論からいえば、薄手のステンレスでも試みること自体はできますが、刃の消耗が著しく、まともに切断できないことがほとんどです。
ステンレスは加工硬化(切削中に素材がさらに硬くなる現象)が起きやすい素材です。刃が当たることで表面が硬くなり、結果的に刃が食い込まずスカスカ回るだけ、という状態に陥ります。刃先を見てみると、一度使っただけでもエッジが丸くなっているのがわかります。
ステンレスをどうしてもパイプカッターで切りたい場合は、専用のステンレス対応品(ハードタイプの刃が入っているもの)を使うか、鉄工用のグラインダーや金属用のこを選ぶことをおすすめします。
自転車ハンドルバーのカットに使えるか
自転車のハンドルバーに使えるかどうかは、素材によって大きく変わります。一般的なクロスバイクや軽快車に使われるアルミ製ハンドルバーであれば、ダイソーのパイプカッターで対応できる可能性があります。
ただし、ハンドルバーは外径が22.2mmまたは25.4mmが一般的で、Φ28mmの対応上限ギリギリに近い場合もあります。セット前にハンドルバーの外径を必ず確認してから使うようにしましょう。
クロモリフレームやスチールバーの場合は、素材が硬く対応が難しくなります。ロードバイク用のカーボンバーはそもそもパイプカッターでの切断が不向きです。アルミのフラットバーやライザーバーに限定した話であれば、うまくいく可能性は十分にあります。実際に筆者もアルミのフラットバーをカットした際にダイソーのパイプカッターを使っており、きれいに仕上がった経験があります。
物干し竿の切断には使えるか
物干し竿は素材によってまったく結果が変わります。アルミ製の物干し竿であれば、外径が28mm以内であればカット可能です。ただし、多くの物干し竿はΦ30mm以上の外径を持つものが多く、対応外のサイズになることがあります。
また、物干し竿の中にはステンレス製や樹脂被覆のスチール製が多く流通しています。これらはダイソーのパイプカッターでは非常に難しいと考えておくのが無難です。カットを試みる前に、物干し竿の素材と外径を調べてから判断することをおすすめします。
ダイソー パイプカッターのメリット・デメリット
メリット:低価格・手軽・切り口がきれい
最大のメリットは何といってもその価格です。550円という値段は、工具としては圧倒的な低コストです。ちょっとしたDIYのために高い工具を揃えることに抵抗を感じる方にとって、これほど試しやすい選択肢はないといえます。
切り口のきれいさも大きな強みです。のこぎりや金切りばさみと違い、パイプカッターは刃がパイプを周回しながら切断するため、切り口が常に垂直に近い状態で仕上がります。バリの量も少なく、面取り刃でひと手間加えれば素人とは思えない仕上がりになります。
使い始めるまでの準備も不要で、箱から出してすぐに使えるのも初心者には嬉しいポイントです。専門知識も特に必要なく、送りねじの締め方と回し方さえ覚えれば誰でも扱えます。
デメリット:対応素材の限界・耐久性の問題
最も大きなデメリットは、対応素材の制限です。ステンレスや硬鋼管には使えないため、用途が限定されます。事前に素材を確認せずに購入して「使えなかった」という結果になるリスクがあります。
耐久性については、使用頻度が高い作業には向いていません。数十回の使用で刃が鈍くなる可能性があり、替刃の販売もされていないため、刃が消耗した場合は本体ごと買い替えることになります。
ただし550円の工具なので、刃が消耗したら「消耗品として買い替える」という割り切り方もできます。使い捨て前提で考えると、コスパの見方が変わってくるはずです。
致命的な欠点と知っておくべき注意事項
致命的な欠点として挙げるとすれば、「替刃が入手できないこと」です。刃が鈍くなっても交換できないため、本体の寿命がそのまま工具の寿命になります。頻繁に使う目的で購入すると、すぐに買い替えが必要になる可能性があります。
ダイソーのパイプカッターは「消耗品工具」として捉えることが正しい使い方といえます。
また、本体の剛性がやや低いため、硬い素材に無理に力をかけると本体が変形するリスクもあります。力任せに締め込まず、「ゆっくり少しずつ」の原則を守ることが、工具を長持ちさせる上でも重要です。
ダイソー以外のパイプカッターとの比較
セリアのパイプカッター
セリアでもパイプカッターが販売されていることがあります。ただし、ダイソーのような安定した商品展開ではなく、入荷状況にムラがある印象です。価格は110円(税込み)のモデルが見られましたが、対応サイズや機能面ではダイソーの550円モデルより劣る場合が多いとの情報もあります。
セリアのパイプカッターはΦ3〜22mm程度の対応径が多く、ダイソーのΦ28mm対応に比べると扱えるパイプのサイズが限定されます。「どうしても格安で試したい」という場合には選択肢になりますが、基本的にはダイソーのほうが対応範囲が広く、使い勝手で上回る場合が多いです。
キャンドゥのパイプカッター
キャンドゥでも同様の工具が販売されている場合があります。100円ショップ各社で類似品が揃っており、形状もほぼ同じです。ただしキャンドゥはダイソーと異なり、全国的な入手しやすさに差がある場合があります。
品質面ではダイソーとほぼ同等か、若干劣る印象を受けることが多く、まず試してみるならダイソーが安心感があります。価格も大きくは変わらないため、近くにダイソーがある場合はダイソーを優先するのが現実的な選択肢です。
カインズのパイプカッター
カインズのパイプカッターは、ダイソーよりひとランク上のクオリティを求める方に向いています。価格帯は800円〜1,500円程度で、対応径もΦ3〜32mmと若干広い場合があります。
刃の素材がダイソーより硬く耐久性があり、替刃が販売されているモデルもあります。定期的にカット作業をする予定がある方や、軟鉄など少し硬めの素材を扱いたい方にとっては、カインズモデルがコスパと性能のバランスで優れた選択肢といえます。
SK11・WORKPRO など通販おすすめモデルとの比較
| 製品 | 価格 | 対応径 | 替刃 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| ダイソー | 550円 | Φ3〜28mm | なし | たまに使う初心者 |
| カインズ | 800〜1,500円 | Φ3〜32mm | あり(一部) | 年数回使うDIYer |
| SK11(藤原産業) | 1,500〜2,500円 | Φ3〜35mm | あり | 本格DIYを楽しむ人 |
| WORKPRO | 1,000〜2,000円 | Φ3〜32mm | あり | コスパ重視の通販派 |
SK11は藤原産業というメーカーのブランドで、Amazonや楽天市場でも購入でき、評価が高い製品です。替刃も単品で手に入り、長期間使える工具として定評があります。1,500円〜2,500円という価格帯は、初期投資としてやや高く感じるかもしれませんが、使い続けることを考えれば十分元が取れます。
WORKPROも通販で人気のあるブランドで、コスパの良さで評判です。対応径も広く、替刃も入手しやすいため、「ダイソーより少しだけ投資して長く使いたい」という方の最初の選択肢として適しています。
パイプカッターの選び方
パイプカッターの種類(ローラー式・はさみ式など)で選ぶ
パイプカッターには大きく分けて「ローラー式」と「はさみ式(ラチェット式)」の2種類があります。ダイソーのパイプカッターはローラー式に該当します。
ローラー式は、ローラーで支えながら刃を回転させてカットする方式です。切り口が垂直になりやすく、精度が高いのが特徴です。一方、ローラーが当たるための空間が必要なため、壁に近い場所など狭い場所での作業は難しい場合があります。
はさみ式(ラチェット式)は、プライヤーのように握るだけで切断できるタイプです。主に樹脂管や銅管の薄いものに使われます。片手で操作できる便利さがある反面、切り口の精度はローラー式に劣ることが多いです。用途と作業環境に合わせて選ぶことが大切です。
対応パイプ径・素材で選ぶ
パイプカッターを選ぶ際に最も重要なのは、切りたいパイプの「外径」と「素材」を先に確認することです。工具を買った後に「サイズが合わない」「素材に対応していない」という事態を防ぐために、事前のチェックが欠かせません。
切りたいパイプの外径をノギスや定規で測り、その数値が対応径に収まる製品を選びましょう。素材についても、アルミ・銅・塩ビ管がメインなのか、ステンレス・鋼管も含まれるのかを把握した上で、それぞれに対応した製品を選ぶ必要があります。
刃の枚数・替刃の入手しやすさで選ぶ
頻繁に使う予定があるなら、替刃の入手しやすさは重要なチェックポイントです。刃が消耗しても本体ごと買い替える必要がなく、刃だけ交換すれば長く使えるモデルを選んでおくと経済的です。
替刃の有無と価格は購入前に必ず確認しましょう。SK11やWORKPROといったブランドは替刃が単品販売されており、Amazonなどで数百円から入手できます。一方、ダイソーは替刃の販売がないため、刃が消耗したら本体ごと処分・買い替えという対応になります。使用頻度に応じて、どちらのアプローチが合っているかを判断しましょう。
ダイソー パイプカッターに関するよくある質問(FAQ)
ダイソーのパイプカッターはどこで買える?販売店舗は?
ダイソーの実店舗で購入するのが基本です。店舗によって取り扱い状況が異なるため、「近くのダイソーに行ったら置いていなかった」というケースもあります。大型店舗(300坪以上)であれば工具コーナーが充実していることが多く、見つかりやすい傾向があります。
オンラインでは、ダイソーの公式通販サイト「ダイソーネットストア」での取り扱いがある場合があります。ただし全製品が通販で購入できるわけではなく、在庫状況は変動します。近くに大型ダイソーがある場合は、実店舗を直接確認しに行くのが確実です。
売り切れ・廃盤になっていない?在庫状況について
ダイソーのパイプカッターは比較的定番に近い商品として扱われていますが、100円ショップの商品は入れ替わりが激しく、廃盤や一時的な品切れが起きることもあります。季節や時期によって入荷が止まることもあるため、「見かけたときに購入しておく」というスタンスが安全です。
「購入しようと思って後日行ったら売り切れていた」という状況を防ぐためにも、必要性を感じたタイミングで手に入れることをおすすめします。急いで大量買いする必要はありませんが、ひとつストックしておく程度なら決して無駄にはなりません。
替刃は別売りされているか
現時点では、ダイソーのパイプカッター専用の替刃は販売されていません。刃が消耗した場合は、本体ごと買い替えるか、別ブランドの製品に切り替える選択が現実的な対処法になります。
「替刃が使えないと困る」という方には、最初からSK11やWORKPROなど替刃が入手しやすいブランドを選ぶことをおすすめします。ダイソーのパイプカッターは「使い捨て」的な位置づけで、低頻度の用途に限って使うのが賢い活用法といえます。
まとめ:ダイソー パイプカッターはDIY初心者に最適な一本
ダイソーのパイプカッターは、550円という価格帯で入手できるにもかかわらず、アルミや銅、塩ビ管といった軟らかい素材のパイプを十分に切断できる実力を持っています。面取り刃が内蔵されており、カット後の仕上げまでこれ一本でこなせる点は、初心者にとって大きなメリットです。
ただし、ステンレスには非対応であること、替刃が入手できないため消耗品として割り切る必要があること、耐久性に限界があることは必ず念頭に置いておきましょう。
「高い工具を買う前にまず試してみたい」「1〜2回のDIY作業のためだけに使いたい」という方には、これほど手軽な選択肢はありません。逆に、頻繁にパイプをカットする作業が必要な方は、カインズやSK11・WORKPROといった上位モデルへの投資を検討する価値があります。
自転車のハンドルバーカットをはじめ、水回りの補修や棚のDIYなど、意外とパイプカットの出番は日常生活に潜んでいます。ダイソーのパイプカッターをきっかけに、「自分でやってみよう」という一歩を踏み出してみてください。工具の使い方を一度覚えてしまえば、次からの作業がぐっと楽しくなるはずです。

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