ロードバイクをAmazonで買う前に知っておきたいこと

「ロードバイクをAmazonで買えばいいんじゃないの?」と思ったことはありませんか。確かに、Amazonには数万円のロードバイクがたくさん並んでいて、レビューも何百件もついていたりします。一見すると「安くてお得」に見えますが、実際のところはどうなのかと、疑問を感じている方も多いはずです。

結論からいうと、Amazonでロードバイク本体を買うのは「人によって向き・不向きがある」という話になります。全否定するつもりもないですし、「絶対に買うべき」とも言えません。ただ、何も知らずに購入してしまうと後悔するケースが非常に多いのも事実です。

自分自身も、最初はホームセンターで安い自転車を買って、後になって「もっと調べてから買えばよかった」と感じた経験があります。そういった失敗を少しでも減らしてほしいという思いで、この記事を書きました。

Amazonでロードバイクを検索したときに何が表示されるのか、安い理由はどこにあるのか、どんなアイテムなら安心して買えるのかを、できるだけわかりやすく解説していきます。初めて自転車を検討している方にも、すでにロードバイクに乗っていてパーツを探している方にも、役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

  1. 結論:AmazonでロードバイクをBuする前に知っておくべきこと
    1. Amazonのロードバイクは「ルック車」が多い
    2. 本物のロードバイクと格安品の違いを一目でわかる比較
    3. Amazonで買うべき人・買うべきでない人の判断基準
  2. AmazonのロードバイクはなぜAmazonで安いのか?その仕組みを解説
    1. ルック車とは何か?本物のロードバイクとの違い
    2. 格安ロードバイクの重量・コンポーネント・品質の実態
    3. Amazonの安いロードバイクを実際に買ってみた体験レポート
    4. 偽物・粗悪品が届くリスク:FBA倉庫共有システムの落とし穴
  3. Amazonで買えるロードバイク関連アイテムのおすすめと選び方
    1. Amazonで買って問題ないロードバイク用品の種類
    2. Amazonのシマノ製品(コンポ・ペダル)は本物か?見分け方
    3. タイヤ・チューブ・ウェアなどの消耗品はAmazonがお得
    4. Amazonセールで狙うべきロードバイクパーツ・アクセサリー
    5. Amazonで買う際の注意点:出品者・レビュー・配送の確認方法
  4. Amazonでロードバイク本体を買う際の注意点
    1. 七分組・完成品の違いと組み立てコストを考慮した総額計算
    2. 配送・送料・日時指定の実態と注意点
    3. 購入後のサポート・保証・メンテナンス体制の確認
    4. 消耗パーツの調達しやすさで選ぶべきブランドとは
  5. 予算別・目的別:Amazonで選ぶべきロードバイクの基準
    1. 予算3万円以下:ルック車との付き合い方と活用シーン
    2. 予算5〜10万円:バラ完・フレーム買いで賢くコスパ最大化
    3. 通勤・街乗り目的ならクロスバイクや電動自転車も選択肢に
  6. まとめ:AmazonでロードバイクをBuする際のベストな選択とは

結論:AmazonでロードバイクをBuする前に知っておくべきこと

Amazonのロードバイクは「ルック車」が多い

Amazonでロードバイクと検索すると、3万円〜5万円台の自転車がたくさん出てきます。パッと見はロードバイクそのものの形をしていて、写真映りも悪くないです。ただ、この価格帯に並ぶ多くの製品は、ロードバイクとは呼べない「ルック車」と呼ばれるカテゴリに属します。

ルック車というのは、見た目だけをロードバイクに似せて作られた自転車のことです。フレームの素材や設計、ブレーキやギアのパーツなど、走行性能に直接関わる部分が本物のロードバイクと根本的に異なります。「形だけロードバイク」といえば伝わりやすいかもしれません。

悪意があって売られているわけではないですが、商品説明の中に「ロードバイク」という言葉が使われていると、初心者の方が誤解しやすいのは確かです。購入前に「これは本当にロードバイクなのか、それともルック車なのか」を確認する習慣をつけておくことが大切です。

本物のロードバイクと格安品の違いを一目でわかる比較

本物のロードバイクと、Amazon等で売られている格安品(ルック車)の違いを整理してみました。

比較項目 本物のロードバイク Amazonの格安品(ルック車)
価格帯 10万円〜(エントリーモデル) 2万〜5万円台
フレーム素材 アルミ・カーボン・クロモリ 重いスチール(鉄)が多い
重量 7〜10kg前後 13〜18kg前後
コンポーネント シマノ・SRAM等の名ブランド 無名メーカー・ノーブランド品
ブレーキ性能 制動力・調整精度が高い 制動力が低く雨天時に不安
乗り心地 軽快でペダリングが軽い 重くて疲れやすい
耐久性 適切なメンテで長期使用可能 数年で消耗・部品交換が困難
購入後のサポート 販売店でメンテ・調整可能 ほぼ自己対応のみ

この表を見ると、価格差の大きさと、それに見合うだけの品質差があることが分かります。特に見落としがちなのが「重量」と「ブレーキ性能」の差です。

本物のロードバイクが7〜10kg前後なのに対して、格安品は13〜18kgになることも珍しくありません。自転車の重さは、坂道や長距離走行での疲労感に直結します。試しに重い荷物を持って階段を上ることをイメージしてみてください。その差は、乗っているうちに確実に体感として出てきます。

ブレーキについても同様です。安価なブレーキは止まるまでの距離が長くなったり、雨の日に特に効きにくくなったりします。速度が出やすいロードバイクのような形状の自転車で、ブレーキが弱いのはかなりのリスクになります。

Amazonで買うべき人・買うべきでない人の判断基準

「じゃあAmazonでロードバイクを買ってもいいのか悪いのか」というところで迷う方も多いと思います。簡単にいうと、目的と予算に合っているかどうかで判断が変わります。

Amazonでロードバイク(格安品含む)を買っていい人は、「近所の買い物や通勤で使う予定で、スポーツ走行は考えていない」「とりあえず自転車の乗り心地を試してみたい入門用として考えている」という方です。

一方、Amazonでの購入を慎重に検討したほうがいい人もいます。「週末のロングライドや速く走ることが目的」「体力的にきつい坂道を走る機会がある」という場合は、実店舗でしっかりとしたモデルを選ぶほうが後悔しにくいです。

また、ロードバイクの形をしているからといって、それが「ロードバイクとして使える品質か」はまったく別の話です。自分の目的をはっきりさせてから、それに合ったカテゴリで探すことが、失敗しないための第一歩といえます。

AmazonのロードバイクはなぜAmazonで安いのか?その仕組みを解説

ルック車とは何か?本物のロードバイクとの違い

ルック車という言葉は、自転車業界でよく使われる俗称です。正式な分類ではなく、見た目だけをまねしたけれど中身は別物、という自転車を指す言葉として広まっています。ロードバイク風のドロップハンドル(下に曲がったハンドル)を付け、細めのタイヤを履かせれば、写真だけ見るとロードバイクそのものに見えます。

しかし、ルック車とロードバイクの最大の違いはフレームの設計・素材と、搭載されているパーツにあります。本物のロードバイクのフレームは、走行時の力を効率よく伝えるために設計されており、軽さと剛性のバランスが取られています。一方のルック車は、コストを下げるためにその設計が省略され、重くてエネルギー効率の悪い走りになりがちです。

「形だけ同じなら何が問題なの?」と思われるかもしれないですが、自転車は乗ることで初めて差が出てきます。同じ距離を走っても疲れ方が違う、坂道での重さが全然違う、という体感の差は、実際に乗り比べれば誰でもすぐに気づくほどです。

格安ロードバイクの重量・コンポーネント・品質の実態

格安ロードバイクのコスト削減がどこで行われているかというと、主にフレーム・ギア・ブレーキの3つです。フレームは安価なスチール(鉄)素材が使われることが多く、これだけで数kgの重量差が生まれます。

ギアについては、シマノなど信頼性の高いブランドのパーツが使われていないケースがほとんどです。変速がスムーズにいかない、チェーンがよく外れる、という症状は、ノーブランドのコンポーネント(ギアやブレーキなどのパーツ全般の総称)に多く見られます。

さらに問題になりやすいのが「部品の互換性」です。ノーブランドのパーツは、消耗して交換が必要になったときに同じものが手に入らない場合があります。自転車屋さんに持ち込んでも「このパーツは手に入らないので直せません」と言われることもあり、結局使い捨てに近い形になるケースもあります。

Amazonの安いロードバイクを実際に買ってみた体験レポート

実は数年前、試しにAmazonで4万円弱のロードバイク風の自転車を購入したことがあります。届いたときの第一印象はなかなか悪くなかったです。見た目はちゃんとドロップハンドルがついていて、ロードバイクらしいシルエットをしていました。

ただ、組み立ててすぐに気になったのが重さでした。持ち上げた感覚が明らかに重く、当時乗っていたクロスバイクと比べて全然軽快さがありませんでした。実際に計測したところ、約16kgありました。

走り出してみると、変速の精度が低く、特に低いギアにシフトするときに引っかかりがありました。ブレーキは雨の日にかなり効きが悪く、少し坂道があるだけで止まるのが怖く感じる場面もあったほどです。数ヶ月使ったところでリアのディレイラー(変速機)が壊れ、同じパーツが入手できなかったため廃車にせざるを得ませんでした。

この経験から言えることは、「安いから損をしてもいい」と割り切れる方以外は、やはり慎重に選ぶ必要があるということです。特に安全性に関わるブレーキ性能については、実際に乗って確認できない通販購入では見極めが難しいという実感があります。

偽物・粗悪品が届くリスク:FBA倉庫共有システムの落とし穴

Amazonには「FBA(フルフィルメント by Amazon)」というシステムがあります。これは、出品者がAmazonの倉庫に商品を預けて、Amazonが発送まで代行する仕組みです。便利なシステムなのですが、同じ商品コードの商品が複数の出品者から1つの棚に混在してしまうことがあります。

これをコミングル(混在保管)と呼び、正規品の棚に偽物や粗悪品が混入するリスクがある問題として知られています。特にShimano(シマノ)などの有名ブランドのパーツを購入する際、この仕組みのせいで中国製の偽造品が届いてしまったという事例が報告されています。

対策としては、「Amazon本体が出品・発送している商品」を選ぶこと、または「メーカー直販・公式ショップからの購入」を選ぶことが有効です。また、ブランドのシリアルナンバーや刻印を購入後に確認する習慣も、こういったリスクを減らすのに役立ちます。

高額なパーツになるほどこのリスクは無視できませんので、出品者情報をしっかり確認してから購入するようにしてください。

Amazonで買えるロードバイク関連アイテムのおすすめと選び方

Amazonで買って問題ないロードバイク用品の種類

自転車本体に不安があるからといって、すべてをAmazonで買ってはいけないわけではありません。ロードバイク関連アイテムの中には、Amazonで普通に買って問題ないものがたくさんあります。

どのカテゴリが安心で、どのカテゴリは慎重にすべきか、整理しておきます。

カテゴリ Amazonでの購入可否 コメント
タイヤ・チューブ ◎ 問題なし ブランド・サイズを確認すれば安心
ヘルメット ○ ほぼ問題なし JIS・CEなどの安全規格を確認する
サイクルウェア ○ 問題なし サイズ感に注意してレビューを確認
ライト・ベル ◎ 問題なし ルーメン数・防水性を確認
ボトルケージ・サドルバッグ ◎ 問題なし サイズ・取付方式を確認
シマノ製コンポ・ペダル △ 要注意 出品者を必ず確認・FBA混在に注意
チェーン・ワイヤー類 ○ ブランド品は問題なし 互換規格を事前に調べる
ロードバイク本体 ▲ 慎重に ルック車が多い・後悔リスクあり

消耗品やアクセサリー類は、Amazonの強みである「価格の安さ・種類の豊富さ・配送の速さ」が素直に活きるカテゴリです。タイヤが1本破れた、チューブを予備に買っておきたい、ライトを新調したい、というときにAmazonを使うのは非常に合理的な選択といえます。

Amazonのシマノ製品(コンポ・ペダル)は本物か?見分け方

シマノはロードバイクのコンポーネントでは世界トップクラスのブランドです。ペダルやギア、ブレーキシューなど、シマノ製品をAmazonで探す方も多いと思います。ただし、前述のFBA混在問題もあり、偽造品が届くリスクもゼロではありません。

シマノ製品をAmazonで購入する際の確認ポイントを以下にまとめます。

  • 出品者が「Amazon.co.jp」または「Shimano Japan」などの公式・認定販売店になっているか確認する
  • レビューに「偽物だった」「刻印がない」などのコメントがないかチェックする
  • 商品到着後に箱のシリアル番号・刻印・細部の仕上がりを確認する
  • 明らかに安すぎる価格(定価の半額以下など)のものは避ける

特にペダルなどの安全性に直結するパーツは、偽造品が走行中に破損するリスクもあります。多少価格が高くても、信頼できる出品者から購入することを優先してください。

実際、シマノ公式はAmazonへの出品も行っており、公式ストアから購入すれば品質に問題はありません。まず公式ストアで検索してから、それと比較する流れで探すと安心です。

タイヤ・チューブ・ウェアなどの消耗品はAmazonがお得

消耗品についていえば、Amazonは自転車専門店と比べてもかなりコスパよく購入できることが多いです。例えばコンチネンタルやパナレーサーなどの定番ブランドのタイヤは、実店舗より数百円〜千円ほど安い価格で販売されていることがよくあります。

チューブは特に消耗頻度が高いので、まとめ買いしておくとパンクしたときにすぐ対応できます。700×23c〜25cサイズのロードバイク用チューブは、2本セットで1,000円前後から購入できます。自転車屋さんで1本500〜800円で買うよりも、Amazonで複数本まとめ買いするほうがトータルでお得になるケースが多いです。

サイクルウェアについても、有名ブランドのものは実店舗で試着してサイズを確認してから、Amazonで同モデルを安く買うというやり方が使えます。消耗品・アクセサリー類は、Amazonをうまく活用する余地が十分あります。

Amazonセールで狙うべきロードバイクパーツ・アクセサリー

Amazonでは年に数回、大型セールが開催されます。プライムデー(7月頃)・ブラックフライデー(11月)・年末年始セールなどが代表的です。こういったタイミングで自転車パーツを狙って購入すると、通常価格より20〜40%安く手に入ることもあります。

セールで狙い目のカテゴリは、ライト・ボトルケージ・サドルバッグ・グローブ・ヘルメットといったアクセサリー類です。これらは使っていれば消耗するものですし、複数持っておいても困らないので、セール時にまとめ買いするのがおすすめです。

逆に、コンポーネント(ブレーキ・ギア)などの重要パーツは、「安くなっているから」という理由だけで飛びつくのは避けたほうがいいです。互換性の確認が必要なパーツは、セールの勢いで買ってしまうと「自分のバイクに合わなかった」というミスが起きやすいので注意が必要です。

Amazonで買う際の注意点:出品者・レビュー・配送の確認方法

Amazonで自転車関連のものを購入するときに確認すべきポイントを整理しておきます。

  • 出品者を確認する:「Amazon.co.jp」が直販しているか、信頼できる店舗が出品しているかを見る
  • レビューの内容を読む:星の数だけでなく、低評価レビューの具体的な内容を確認する
  • レビューの日付を確認する:古いレビューが多く、最近のレビューが少ない商品は品質が変わっている可能性がある
  • 商品説明の詳細を確認する:スペック(重量・サイズ・素材)が具体的に記載されているか確認する
  • 配送方法を確認する:大型商品(自転車本体)は配送業者・方法によって扱いが違うため、ダンボール梱包か確認する

特にレビューについては、「星5が多いからいい商品」とは限りません。ステルスマーケティング(サクラレビュー)が問題になることもあり、レビューの文体が似ている・短期間に集中しているといった場合は信頼性が下がります。Fakespot(フェイクスポット)などのツールでレビューの信頼度を確認する方法もあります。

Amazonでロードバイク本体を買う際の注意点

七分組・完成品の違いと組み立てコストを考慮した総額計算

Amazonで販売されているロードバイク(格安品含む)は、「完成品」と「七分組(ひちぶぐみ)」の2種類があります。完成品はほぼそのまま乗れる状態で届きますが、七分組はハンドルやペダル、フロントホイールなどを自分で取り付ける必要があります。

七分組の場合、取り付けに必要な工具(アーレンキーセット等)を持っていないと追加費用がかかり、最終的な総額は表示価格より数千円高くなることがあります。

購入形態 初期費用(目安) 追加費用の目安 備考
完成品(自転車店で購入) 10万円〜 なし〜数千円 購入後の調整込みが多い
完成品(Amazon) 3〜10万円 初回調整費0.5〜1万円程度 届いてすぐは調整が必要な場合が多い
七分組(Amazon) 3〜8万円 工具代・調整費1〜2万円程度 組み立てミスのリスクあり
フレーム単体+バラ完 5〜15万円〜 工賃・パーツ代が別途必要 上級者向け・コスパは高い

七分組の自転車を自分で組み立てられれば工賃は節約できますが、ブレーキのワイヤーの調整や変速機の調整は、ある程度の知識が必要な作業です。「工具を持っていない」「機械いじりが得意じゃない」という方は、近くの自転車屋さんに持ち込んで組み立て・調整を頼む費用も事前に見込んでおくべきです。

完成品でも、Amazonで届いた直後は変速やブレーキの微調整が必要なことが多いです。特に初めてロードバイクに乗る方は、購入後に一度自転車専門店に持ち込んで点検してもらうことをおすすめします。費用は1,000〜3,000円程度が相場ですが、安全に乗るための投資として考えれば安いものです。

配送・送料・日時指定の実態と注意点

ロードバイク本体をAmazonで購入する際、配送面でも注意が必要です。自転車本体は大型・重量商品に分類されるため、通常の小型商品とは配送の扱いが異なります。

配送時の扱いが雑な場合、ダンボール内でパーツがぶつかってフレームやディレイラーが変形・破損して届くトラブルも報告されています。商品到着時は必ず開梱時の様子を写真に撮っておき、破損があればすぐにAmazonへ連絡できる状態にしておくことが大切です。

送料については、Amazonプライム会員であれば多くの商品が無料配送ですが、大型商品は別途送料がかかる場合もあります。購入ページで「配送料無料」かどうか確認してから購入してください。日時指定は対応している場合としていない場合があり、大型商品は指定できないことも多いです。

購入後のサポート・保証・メンテナンス体制の確認

自転車を安全に使い続けるためには、購入後のサポート体制が重要になります。実店舗で購入した場合は、購入したお店でメンテナンスの相談ができますが、Amazonで購入した場合はそのメリットがありません。

メーカー保証がついている商品かどうかを事前に確認しておくことが大切です。格安品の中には、1年間の保証が謳われていても、実際に不具合が出たときに問い合わせ先が海外だったり、日本語サポートが存在しなかったりするケースもあります。

購入前に確認すべき事項として、日本語での問い合わせ窓口があるか、保証の適用条件が明記されているか、の2点は必ずチェックしてください。

消耗パーツの調達しやすさで選ぶべきブランドとは

ロードバイクは買って終わりではなく、乗り続けるほどにパーツが消耗していきます。タイヤ・チューブ・ブレーキパッド・チェーンなど、定期的な交換が必要なパーツが多くあります。

購入するブランドを選ぶ際には、「日本国内でパーツが手に入るかどうか」を基準にすることをおすすめします。国内で流通しているブランドのシマノ互換機材を使った自転車であれば、チェーンやワイヤー類はホームセンターや自転車屋さんで普通に調達できます。

一方で、ノーブランドや無名メーカーの格安ロードバイクは、専用規格のパーツを使っていることがあり、交換時に同じものが入手できない状況に陥りやすいです。購入前に「交換パーツはどこで手に入るのか」を考えておくと、長く使い続けられる自転車選びにつながります。

予算別・目的別:Amazonで選ぶべきロードバイクの基準

予算3万円以下:ルック車との付き合い方と活用シーン

予算が3万円以下の場合、Amazonで購入できる選択肢はほぼルック車になります。「じゃあ買う意味はない?」と思われるかもしれませんが、使い方によっては十分活躍してくれます。

近所の買い物・通勤・散歩程度の利用で、週に数回・1回あたり10km以内の使用なら、ルック車でも十分実用になります。速く走ること・長距離を走ることを目的としないなら、3万円のルック車は「安くて実用的な移動手段」として割り切れます。

ただし、安全性に関わる確認は省略しないでください。届いたらブレーキの効き具合を必ず確認し、不安があれば自転車屋さんで調整してもらうことをおすすめします。ルック車でも適切なメンテナンスをすれば、日常使いの道具として数年は使えます。

予算5〜10万円:バラ完・フレーム買いで賢くコスパ最大化

5〜10万円の予算があるなら、選択肢が一気に広がります。Amazonでの完成品購入だけでなく、「フレーム単体+パーツを別々に買う」いわゆる「バラ完」という選択肢も現実的になってきます。

バラ完とは、フレームとコンポーネント(シフター・ブレーキ・クランクなど)を別々に購入して、一台の自転車に仕上げることです。予算の内訳を自分でコントロールできるので、「フレームにはこだわりたいが、ギアはコスト抑えめにする」という調整ができます。

5〜10万円の予算なら、中古のロードバイクを実店舗で探すのも非常に有力な選択肢です。メルカリや自転車専門の中古店では、もともと10〜15万円したエントリーモデルが5〜8万円程度で販売されていることがあります。実物を確認して買えること、サポートを受けやすいことを考えると、新品の格安品よりコスパが高い場合も多いです。

通勤・街乗り目的ならクロスバイクや電動自転車も選択肢に

「通勤や街乗りがメインの目的」という方には、そもそもロードバイクにこだわらないほうがいいかもしれません。クロスバイクや電動アシスト自転車は、Amazonや実店舗で選択肢が豊富で、街乗りでの使い勝手はロードバイクより優れていることが多いです。

クロスバイクはロードバイクよりもアップライトな姿勢で乗れて、通勤の疲れが出にくいです。荷物をつけるためのキャリアが取り付けやすいモデルも多く、実用性が高いです。

電動アシスト自転車は坂道が多い地域の通勤や、体力に自信がない方に特に向いています。Amazonでも国内メーカー品が販売されていますが、電動自転車は購入後のバッテリー交換などのメンテが発生するため、近くに対応できるお店があるかを確認しておくと安心です。

自転車の種類 向いている用途 価格帯の目安 Amazon購入の可否
ルック車(ロードバイク風) 近所の移動・入門用 2〜5万円 ○(用途限定なら可)
本格ロードバイク スポーツ走行・ロングライド 10万円〜 △(実店舗推奨)
クロスバイク 通勤・街乗り・サイクリング 5〜15万円 ○(ブランド選択が重要)
電動アシスト自転車 坂道・楽な通勤 10〜30万円 △(メンテ体制を確認)

目的をはっきりさせることが、後悔しない自転車選びの一番の近道です。「ロードバイクが欲しい」という気持ちの裏に「実は速く走りたいわけじゃなくて、おしゃれな自転車で通勤したいだけ」という場合は、クロスバイクのほうがずっと使いやすいこともあります。

自分の用途・予算・メンテナンスへの向き合い方を整理した上で、最適なカテゴリを選んでいただければと思います。

まとめ:AmazonでロードバイクをBuする際のベストな選択とは

Amazonでロードバイクを探すとき、大切なのは「何を買うのか」と同時に「自分が何を求めているのか」を明確にすることです。

自転車本体についていえば、Amazonで売られている格安ロードバイクの多くはルック車であり、本格的なスポーツ走行には向いていません。フレームの重さ・ブレーキ性能・パーツの互換性など、実際に乗って気づく問題が多く、購入後に後悔するリスクもあります。通勤・近所の移動・入門用として割り切れるなら選択肢になりますが、スポーツとして楽しむならば実店舗での購入をおすすめします。

一方で、タイヤ・チューブ・ライト・ウェアといった消耗品やアクセサリー類は、Amazonで積極的に活用していい場面が多いです。価格・品揃え・配送の速さはAmazonの強みであり、セールを上手に使えばコストをしっかり抑えられます。

シマノ製品などのブランドパーツを購入するときは、出品者の確認とレビューのチェックを忘れないようにしてください。FBAの混在保管問題は完全には解決されていないため、公式ストアや信頼できる出品者から買う習慣をつけることが自衛策になります。

予算が5万円以上あるなら、中古の本格ロードバイクを実店舗で探したり、フレームとパーツを別々に揃えるバラ完を検討したりする価値があります。通勤目的なら、クロスバイクや電動アシスト自転車という選択も視野に入れてみてください。

「Amazonで買えるもの・買うべきでないもの」を正しく理解して使い分けることで、自転車生活はずっと快適になります。せっかくの自転車ライフを安全に・楽しく続けるために、この記事を参考にしてもらえれば幸いです。

亮ペダル

30代後半。自転車を本格的に乗り始めたきっかけは通勤のため。最初はホームセンターで買った安い自転車でしたが、乗るうちに「もう少し速い自転車なら」「もっと遠くまで走れたら」と欲が出てきて、気づけば夢中に。

週末も走るようになり、気の向くままに遠出するのが習慣になったころには、自転車が生活の中心になっていました。

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